今日はちょっとのろけ気味で,ごめんなさい(^_^;)。
アップル社のクイックタイムが誕生から10年を迎えた。クイックタイムはインターネットの波にはちょっと乗り遅れたが,今でも映画やビデオの世界で優勢で,デジタルビデオ標準のMPEG4の普及に将来を託している。
なんでもいいから好きなものをひとつあげなと云われたら,「クイックタイム!」と口にすることもある。技術的な詳しいことは知らないけど,この奥の深さ,でも扱いやすく,直感的にわかる構造,10年前から続く時代の見通しの正しさ,いやホント,クイックタイムは好きだ。
記事にあるように,ストリーミングへの対応は,唯一,当初の予想から外れたものだった。だが,それさえも,そのしなやかさであっさりと受け入れた。その包容力の愛しさ。クイックタイム用のコーデックのあまりにも簡単な組み込みからも,それを感じる。MPEG-4の標準フォーマットとなり,そしてまたOS XのJAVA2環境で爆発するべき「クイックタイム・リンク・トゥ・JAVA」の足音…。こんなことを云うのもあれだけど,たとえアップルが死んでも,クイックタイムは生き残るべきだ。
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